コラム 2026.07.23 05:46

GoogleタグマネージャーでGA4を設定する方法【2026年版】5stepで完了

GoogleタグマネージャーでGA4を設定する方法【2026年版】5stepで完了

GA4の初期設定はできたけれど、

「まだデータが取れていない……」

と感じていませんか?

GA4は、プロパティやデータストリームを作成しただけでは、Webサイトの計測は始まりません。

Webサイトで発生したアクセスやユーザーの行動をGA4へ送るには、Googleタグをサイトに設置する必要があります。

この記事では、Googleタグマネージャー(GTM)を使ってGA4をWebサイトに接続し、実際にデータ計測を始める方法を5つのステップで解説します。

画面を確認しながら、一つずつ進めていきましょう。

INDEX

  1. 01.Googleタグマネージャーを使ったGA4設定の流れ
  2. 02.設定前に確認すること
  3. 03.Step1:GA4の測定IDを確認する
  4. 04.1.GA4の管理画面を開く
  5. 05.2.「データストリーム」を開く
  6. 06.3.対象のWebデータストリームを選択する
  7. 07.4.測定IDをコピーする
  8. 08.Step2:Googleタグマネージャーでタグを作成する
  9. 09.1.「タグ」を選択する
  10. 10.2.「新規」をクリックする
  11. 11.3.タグに名前を付ける
  12. 12.Step3:Googleタグに測定IDを設定する
  13. 13.1.「タグの設定」をクリックする
  14. 14.2.「Googleタグ」を選択する
  15. 15.3.タグIDを入力する
  16. 16.Step4:トリガーを設定する
  17. 17.1.「トリガー」をクリックする
  18. 18.2.全ページを対象とするトリガーを選択する
  19. 19.3.タグを保存する
  20. 20.Step5:動作確認をして公開する
  21. 21.1.「プレビュー」をクリックする
  22. 22.2.WebサイトのURLを入力する
  23. 23.3.接続されたWebサイトを操作する
  24. 24.4.Googleタグが動いているか確認する
  25. 25.5.GTMの変更内容を公開する
  26. 26.GA4のリアルタイムレポートでも確認する
  27. 27.1.GA4のリアルタイムを開く
  28. 28.2.自分でWebサイトへアクセスする
  29. 29.GA4でデータを確認できないときのチェックポイント
  30. 30.GTMのコンテナがWebサイトに設置されていない
  31. 31.違うコンテナを編集している
  32. 32.測定IDが間違っている
  33. 33.トリガーが設定されていない
  34. 34.タグを保存しただけで公開していない
  35. 35.Googleタグが重複している
  36. 36.Googleタグマネージャーを使うメリット
  37. 37.まとめ

Googleタグマネージャーを使ったGA4設定の流れ

Googleタグマネージャーを使ってGA4を設定するときは、次の5つのステップで進めます。

  1. GA4の測定IDを確認する

  2. Googleタグマネージャーでタグを作成する

  3. 測定IDを設定する

  4. トリガーを設定する

  5. 動作確認をして公開する

GoogleタグマネージャーをWebサイトへ設置していない場合は、先にGTMのコンテナコードをサイトへ設置する必要があります。

すでにGoogleタグマネージャーが設置されている場合は、GA4の測定IDを準備して設定を始めましょう!

設定前に確認すること

GA4とGoogleタグマネージャーを接続する前に、次の準備ができているか確認します。

  • GA4のプロパティが作成されている

  • Webデータストリームが作成されている

  • Googleタグマネージャーのアカウントとコンテナが作成されている

  • GTMのコンテナコードがWebサイトに設置されている

  • GA4とGTMの編集権限がある

GoogleタグマネージャーのコードがWebサイトに入っていない状態では、GTMでタグを作成してもサイト上では動きません。

まずは、GTMが対象のWebサイトに正しく設置されていることを確認してください。

Step1:GA4の測定IDを確認する

はじめに、GA4から測定IDを確認します。

測定IDは、Webサイトから送られたデータを、どのWebデータストリームへ届けるかを判断するための識別子です。

次のように「G-」から始まる文字列で表示されます。

G-XXXXXXXXXX

1.GA4の管理画面を開く

GA4へログインし、画面左下にある「管理」をクリックします。

複数のプロパティを管理している場合は、今回設定するWebサイトのプロパティが選択されていることも確認しましょう。

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2.「データストリーム」を開く

管理画面の「データの収集と修正」にある「データストリーム」をクリックします。

LaALweP9ImQ7CADg9aiSzzbmKtGPJKaIBjFl37lv.png

3.対象のWebデータストリームを選択する

作成済みのデータストリームが表示されたら、設定するWebサイトのストリームを選択します。

複数のデータストリームが表示されている場合は、ストリーム名だけでなく、WebサイトのURLも確認してください。

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4.測定IDをコピーする

Webストリームの詳細画面を開くと、画面上部に測定IDが表示されます。

「G-」から始まる文字列の右側にあるコピーアイコンをクリックし、測定IDをコピーしましょう。

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測定IDを手入力すると文字を間違える可能性があるため、コピー機能を使うと安心です。

測定IDの役割や、プロパティIDとの違いについては、以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事:GA4の測定IDとは?確認方法や使い方をわかりやすく解説

Step2:Googleタグマネージャーでタグを作成する

次に、GoogleタグマネージャーでGA4のデータを送信するためのタグを作成します。

Googleタグマネージャーへログインし、GA4を設定するWebサイトのコンテナを開きます。

1.「タグ」を選択する

画面左側のメニューから「タグ」をクリックします。

【キャプチャ:GTM左側メニューの「タグ」の位置】

2.「新規」をクリックする

タグの一覧画面が表示されたら、右上にある「新規」をクリックします。

【キャプチャ:GTMタグ一覧画面の「新規」ボタン】

3.タグに名前を付ける

画面上部の「名前のないタグ」をクリックし、タグの内容が分かる名前を入力します。

たとえば、次のような名前にすると管理しやすくなります。

Googleタグ|GA4|全ページ

タグが増えたときに見分けやすいように、「タグの種類」「使用するサービス」「動作するページ」などを名前に含めるのがおすすめです。

【キャプチャ:GTMのタグ名を入力する箇所】

Step3:Googleタグに測定IDを設定する

タグの名前を入力したら、タグの種類と測定IDを設定します。

1.「タグの設定」をクリックする

作成画面の中央にある「タグの設定」をクリックします。

ngaF6HBGfcgBkA5dkxR3RW35I8EgpEfEZl125GSx.png

2.「Googleタグ」を選択する

タグタイプの一覧が表示されたら、「Googleタグ」を選択します。

以前のGTMでは「Googleアナリティクス:GA4設定」という名称のタグが使われていましたが、現在は「Googleタグ」を使用します。

ubfu0Voj9oFMguWMajwelhK8t2ZQp9ZAVqoMCE84.png

3.タグIDを入力する

「タグID」の入力欄に、Step1でコピーしたGA4の測定IDを貼り付けます。

測定IDが「G-XXXXXXXXXX」の場合は、「G-」を含む文字列全体を入力してください。

【キャプチャ:Googleタグの「タグID」に測定IDを入力した画面】

ここで入力するのは、次のIDではありません。

  • 数字のみで表示されるGA4のプロパティID

  • 数字のみで表示されるストリームID

  • 「GTM-」から始まるGTMのコンテナID

GA4の測定IDは、基本的に「G-」から始まる文字列です。

複数のGA4プロパティを管理している場合は、対象のWebサイトと測定IDが合っているか、もう一度確認しましょう。

Step4:トリガーを設定する

続いて、Googleタグマネージャーのタグ作成画面で、Googleタグをどのタイミングで動かすか設定します。

タグを動かす条件のことを、Googleタグマネージャーでは「トリガー」と呼びます。

今回は、WebサイトのすべてのページでGA4の計測を行うため、全ページを対象とするトリガーを設定します。

1.左側メニューの「タグ」をクリックする

Googleタグマネージャーのワークスペースで、左側メニューにある「タグ」をクリックします。

pElMxLtzFVADnyIxBxKVljzP87VGAYUyX7YDgiry.png

2.「新規」をクリックしてタグ作成画面を開く

タグ一覧画面の右上にある「新規」をクリックします。

新しいタグの作成画面が表示されたら、「タグの設定」をクリックします。

3.「Googleタグ」を選択する

タグタイプの一覧が表示されたら、「Googleタグ」を選択します。

Pz81pIEzXUlzRjUkdHJUF0nSmfSOrW7RTcK5cwy8.png

4.タグIDを入力する

「タグID」の入力欄に、GA4のデータストリームで確認した測定IDを入力します。

測定IDは、G-から始まる文字列です。

G91GJBc02rhokc1gec57vV6ZgEN1YRGwPSMlB25g.png

5.「トリガー」をクリックする

タグ作成画面の下にある「トリガー」をクリックします。

6.「Initialization - All Pages」を選択する

トリガーの一覧が表示されたら、「Initialization - All Pages」を選択します。

このトリガーを設定すると、WebサイトのすべてのページでGoogleタグが動作します。

似た名前の「Consent Initialization - All Pages」ではなく、**「Initialization - All Pages」**を選択してください。

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7.タグ名を入力して保存する

タグ作成画面に戻ったら、タグIDと「Initialization - All Pages」が設定されていることを確認します。

画面上部の「無題のタグ」をクリックし、管理しやすいタグ名を入力します。

今回は、次のような名前にします。

GA4 Googleタグ

入力内容に問題がなければ、画面右上の「保存」をクリックします。

【キャプチャ:タグIDとトリガーが設定された画面、および「保存」ボタン】

これで、GA4へデータを送るためのGoogleタグが作成されました。

ただし、タグを保存しただけでは、まだ通常のWebサイトには反映されていません。

公開する前に、プレビューモードを使って、タグが正しく動作するか確認しましょう。

Step5:動作確認をして公開する

最後に、Googleタグマネージャーのプレビューモードで動作を確認し、問題がなければ公開します。

確認せずに公開すると、測定IDやトリガーの間違いに気づかないまま運用してしまう可能性があります。

1.「プレビュー」をクリックする

GTMのワークスペース画面右上にある「プレビュー」をクリックします。

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2.WebサイトのURLを入力する

Google Tag Assistantが新しい画面で開きます。

「Your website’s URL」の入力欄に、GA4を設定したWebサイトのURLを入力し、「Connect」をクリックします。

3.接続されたWebサイトを操作する

入力したWebサイトが別のタブで開きます。

サイト内のページをいくつか表示し、Tag Assistantとの接続を維持したまま操作してください。

画面右下などに「Tag Assistant Connected」と表示されていれば、プレビューモードで接続されています。

4.Googleタグが検出されているか確認する

Tag Assistantの画面へ戻り、画面上部に作成したGoogleタグが表示されているか確認します。

G-から始まる測定IDが表示されていれば、Webサイト上でGoogleタグが検出されています。

続いて「概要」タブを開き、Googleタグからイベントが送信されているか確認します。関連するイベントが表示されていれば、Googleタグは正しく動作しています。

5.GTMの変更内容を公開する

タグが正しく動いていることを確認できたら、GTMの画面へ戻ります。

画面右上の「公開」または「送信」をクリックしてください。

【キャプチャ:GTM画面右上の「公開」または「送信」ボタン】

バージョン名と説明を入力する画面が表示されたら、変更内容が分かるように記載します。

入力例は次のとおりです。

バージョン名

GA4 Googleタグを追加

バージョンの説明

GA4計測用のGoogleタグを全ページに設定

内容を確認し、「公開」をクリックします。

これで、Googleタグマネージャーを使ったGA4の設定は完了です。

GA4のリアルタイムレポートでも確認する

GTMでタグを公開した後は、GA4にもデータが届いているか確認しましょう。

1.GA4のリアルタイムを開く

GA4の画面左側にある「レポート」を開き、「リアルタイム」を選択します。

2.自分でWebサイトへアクセスする

別のタブやスマートフォンから、設定したWebサイトへアクセスします。

Webサイト内のページをいくつか移動し、GA4のリアルタイム画面を確認してください。

リアルタイムレポートにユーザーが表示されれば、WebサイトからGA4へデータが届いています。

リアルタイムレポートに表示されない場合でも、すぐに設定ミスと決めつける必要はありません。

社内アクセスの除外設定やCookieの同意設定、広告ブロック機能などにより、自分のアクセスが計測されないこともあります。

Tag Assistantの結果とあわせて確認しましょう。

GA4でデータを確認できないときのチェックポイント

設定後もGA4でデータを確認できない場合は、次の項目を見直してみましょう。

GTMのコンテナがWebサイトに設置されていない

Googleタグマネージャーでタグを作成しても、GTMのコンテナコードがWebサイトに設置されていなければ動きません。

対象サイトのソースコードやTag Assistantを使って、正しいコンテナが設置されているか確認してください。

違うコンテナを編集している

複数のWebサイトを管理している場合、別のWebサイト用のGTMコンテナへタグを作成してしまうことがあります。

GTM画面上部に表示されるコンテナ名と、「GTM-」から始まるコンテナIDを確認しましょう。

測定IDが間違っている

GA4のプロパティIDやストリームIDを、GoogleタグのタグID欄へ入力していないか確認します。

Googleタグへ設定するのは、GA4のWebデータストリームに表示される「G-」から始まる測定IDです。

トリガーが設定されていない

Googleタグにトリガーが設定されていない場合、タグを動かす条件がないため計測されません。

全ページを対象とするトリガーが設定されているか確認してください。

タグを保存しただけで公開していない

GTMでタグを保存しても、コンテナを公開するまでは通常のWebサイトに変更内容が反映されません。

プレビューモードで動作確認をした後、「公開」または「送信」まで完了しているか確認しましょう。

Googleタグが重複している

すでにWebサイトへGoogleタグを直接設置している状態で、GTMから同じ測定IDのタグを追加すると、設定によってはデータが重複して送られる可能性があります。

WordPressのプラグインやテーマ、Webサイト制作サービスの設定画面などに、同じ測定IDが入っていないか確認しましょう。

Googleタグマネージャーを使うメリット

GA4は、GoogleタグをWebサイトへ直接設置する方法でも導入できます。

その中でGoogleタグマネージャーを使うメリットは、Webサイトのコードを毎回直接編集せずに、計測タグを管理しやすくなることです。

たとえば、次のような計測を追加するときにも活用できます。

  • ボタンのクリック

  • 資料ダウンロード

  • お問い合わせの完了

  • 電話番号のタップ

  • 外部サイトへのリンク

  • ページのスクロール

タグやトリガーをGTMの管理画面でまとめて確認できるため、どの計測を設定しているのか整理しやすくなります。

ただし、GTMを使えば自動的にすべての操作を計測できるわけではありません。

計測したい内容に合わせて、タグやトリガーを追加する必要があります。

まとめ

Googleタグマネージャーを使ったGA4の設定は、次の5つのステップで進めます。

  1. GA4の測定IDを確認する

  2. GTMでGoogleタグを作成する

  3. Googleタグに測定IDを設定する

  4. 全ページを対象とするトリガーを設定する

  5. 動作確認をして公開する

タグを保存しただけでは、Webサイトへの反映は完了していません。

プレビューモードでタグの動作を確認し、GTMの変更内容を公開した後、GA4のリアルタイムレポートにもデータが届いているか確認しましょう。

「設定はできたけれど、どこを見ればよいのか分からない」という方に向けて、GA4のリアルタイムレポートの見方も別の記事でご紹介します。

このブログでは、GA4の設定方法だけでなく、

「どこを見ればいいのか」
「数字をどう読み取ればいいのか」

といった、次の一歩に気づくための視点もお届けしていきます。